知的財産に関する取り組み
知的財産活動
コクヨグループは、知的財産を現在及び将来にわたる重要な会社資産であるととらえ、その知的財産を適切に管理、保全及び活用するとともに、他者の知的財産権を尊重します。
グローバル拠点との知的財産連携
コクヨグループでは、当社のグローバル化に対応し、知的財産を最大限活用する取組みを進めております。また、グローバルでの知財連携強化をはかるため、日本本社と現地法人の間で定期的に知財会議を開催し、情報交換を行い、模倣品対策を進めております。
グループ内だけでなく、外部団体や社外パートナーとも連携し、模倣品対策を強化しております。
模倣品・海賊版などの海外における知的財産権侵害問題の解決をめざす国際知的財産保護フォーラム(IIPPF)のメンバーとして、他企業様や国内外のEC事業者と意見交換会を行っております。
模倣品対策事例
国内外の市場およびインターネット販売を含むウェブサイトの監視により、コクヨグループの権利侵害品に対し、製造者への警告状の送付、プラットフォーマーへの削除申告等対策を進めております。
海外においても、模倣品製造工場および卸売業者などへの行政摘発や侵害訴訟等により模倣対策を積極的に行っています。模倣品に対しては、地域を問わず今後とも断固たる姿勢でのぞんでいきます。
■ペンケースC2の模倣品事例
■2ウェイカラーマーカー〈マークタス〉の模倣品事例
■中国での摘発事例
HACOKABE模倣品
NEMUNEMU模倣品
中国のECサイトにて模倣品の販売が発見されたことから、製造拠点である模倣品工場を突き止め、2022年2月に行政摘発を実施。現場ではHACOKABE模倣品248個、NEMUNEMU模倣品681個を押収。製造業者は、当局により罰金を科せられました。
模倣品対策活動は、現地法人のWeChat公式アカウントにおいても発信をしております。