コクヨとLamexが中国「深圳国際家具展」参加、没入型の未来のワークスタイルを演出

今回の展示は、単なるブース空間ではなく、未来のオフィスに関する空間実験でした。竹林のような入口を抜けると、来場者は開放的で流動的な空間に足を踏み入れ、従来の仕切りではなく、自由に切り替え可能なオフィスシーンが広がっています。集中作業のための静かな空間から、チーム協働を促す開放的なエリアまで、それぞれが自分のワークリズムを見つけられる空間となっています。

「魅せる展示」として、会期中、国誉家具とLAMEXの社員が役者となり、13回にわたる没入型ミュージカル『新生』を上演。単なる製品デモンストレーションを超えた職場の雰囲気に触れるユニークなストーリー表現でした。

ミュージカルは、面接の緊張感から、入社後チームの調和、そして成長して一人前になるまで、各段階のワークスタイルを映し出しました。来場者や顧客が足を止めて見入り、拍手が絶えず、多くの人が「家具展示会でこんな体験ができるとは」と驚き、「人」と「家具」が融合したコンテンツは会場を大いに盛り上げました。

展示会期間中、深圳家具研究開発院によるGOtrendアワードの表彰もあり、コクヨ＆LAMEX両ブランドは「GOtrend年度優秀家具賞」を、Any Chair（エニーチェアー）が「GOtrend年度オリジナルチェア賞」を受賞しました。両ブランドの融合理念と商品力の観点のみならず、特に今回の没入型ミュージカルによる展示から「オフィス空間はより自由で柔軟であるべきで、生活と密接に関連し、可能性に満ちている」と感じられ、審査員から評価されました。また、Any Chair（エニーチェアー）は、ノイズレスで美しいデザインと空間を手軽に変えられる機動性を兼備され、衛生面に配慮した抗菌加工の背板も機能的に審査員から高い評価を受け、展示会で唯一の年度大賞を受賞したチェアとなりました。

オフィス空間は無機質なものであってはならず、温もりのあるものであるべきです。4日間の展示期間中、オフィス空間に関する様々な側面について7つの多様なイベントを開催し、中国オフィス家具業界の未来の発展について議論し、新しいエコシステムを共に創造することを宣言しました。

オフィスデザイントレンドフォーラムでは、中国オフィス家具業界のトップランナーたちが登場し、異なる身体的・心理的特性を持つ人々のためのオフィス環境の改善、より快適な空間作り、持続可能な材料の循環利用、環境保護や炭素排出量の重要性などのテーマについて議論し、未来のオフィス空間の新しい方向性について語り合い、新しいインスピレーションを解き明かしました。

今回展示はLAMEXがコクヨグループに加入後、両ブランドが初めて融合した姿で共同出展したものです。展示ブースのデザインからコンテンツの企画、製品展示から没入型ミュージカルまで、コクヨ＆LAMEXは緊密に協力し、オフィス空間のさらなる可能性を共に探求しました。単なる業界レベルの展示会ではなく、ブランド間の深い協働でもありました。コクヨのスペースソリューションのコンセプトとLAMEXの家具デザイン美学が、境界のない空間というコンセプトの下で交わり、ワークスタイルの未来を、多様なインスピレーションが融合した新しい体験として提示しました。

4日間で、コクヨ＆LAMEXの展示ブースは数万人の来場者を魅了し、従来の展示方法を打ち破り、オフィス空間の探求を没入型の展示として実現しました。未来のオフィス空間デザインは、形態の変化だけでなく、体験の継続的な進化となるでしょう。

次回は、より多くの人々が「境界のない空間」に足を踏み入れ、共にオフィスの新しい可能性を探求できることを期待しています。

【参考】

1977年中国香港で設立されたオフィス家具ブランド。「デザインで空間の進化を促進する」という使命のもと、48年間にわたり中国のオフィス市場に深く関わってきました。企業や個人に対して、健康的で柔軟性があり、持続可能なオフィス環境を実現するソリューションを提供しています。