神山まるごと高専(仮称・設置構想中)と「未来の学び方を共に考える」パートナー契約を締結 〜企業版ふるさと納税制度を活用し、1億円の寄付実施〜

その他(カテゴリ)その他(業種)2021年11月05日
コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)は、2023年4月開校を目指す私立高等専門学校「神山まるごと高専(仮称・設置構想中)」(以下、神山まるごと高専)に対して、企業版ふるさと納税を活用した1億円の寄付を実行しました。また併せてコア・ファウンディングパートナーとして学校づくりを支援することをお知らせいたします。
神山まるごと高専
神山まるごと高専は、「テクノロジー×デザインで、人間の未来を変える学校」をコンセプトに、自ら課題を発見し、モノをつくる力で解決する、そして社会に変化を生み出すことができる人材である「モノを作る力で、コトを起こす人」の育成を目指し開校準備を進めています。

一方コクヨは、2021年2月に策定した「長期ビジョン CCC2030」を契機として、自らの強みを「共感共創」であると再定義し、従来のお客様起点での価値提供から一歩踏み出し、「社会課題に向き合う人々」をサポートすることで、コクヨも社会課題の解決に寄与したいと考えています。
 
今回のパートナーシップを通して、コクヨの「共感共創」を活かし、学生、教師、企業、町が共創的に学び合える空間やツールを共に生み出し、未来のあるべき学びについて共に探求してまいります。

また、神山まるごと高専の学校づくりと新たな学び方の探求を通して、地方創生など社会課題の現場を体験することにより、コクヨの社員が社会課題解決を通じた経済価値の創出にチャレンジする機会とし、「学ぶ」領域における新規事業の創出と事業領域の拡大に繋げていきます。
コクヨは神山まるごと高専との連携を通して、未来の社会に必要な学び方を探求してまいります。

神山まるごと高専とのパートナーシップ
●コクヨから神山まるごと高専への提供価値:空間、ツールを共に生み出す
学生、教師、企業、町が共創的に学び合える空間やツールを共に生み出し、未来のあるべき学びについて共に探求してまいります。
●神山まるごと高専からコクヨが受け取る価値:コクヨ社員を社会課題解決型人材に変革する
神山まるごと高専を通じて、学生や職員、また町民と触れ合う事で、未来の社会に必要な学びや地方創生の課題を体感し、社会課題を解決する力を身に着けた社員の育成を目指します。
日本初の、企業版ふるさと納税を活用した学校づくりに参画
本パートナーシップにあたり、神山まるごと高専に対して、企業版ふるさと納税を活用した1億円の寄付を実施しました。
企業版ふるさと納税は、国が認定した地方公共団体の地方創生プロジェクトに対して企業が寄附を行った場合に、法人関係税が最大90%税額控除される仕組みです。企業版ふるさと納税を活用し、学校が設立される事例は神山まるごと高専が初めてとなります。神山町「まち・ひと・しごと創生推進事業」の「ひとづくり事業」、子どもたちの将来の選択肢を広げる新たな学校への支援と協働を目指します。
今回の企業版ふるさと納税が充当される経費項目は以下の通りです。
 ・校舎予定の神山中学校の改築費用
 ・教具・校具の購入費用
 ・図書の購入費用
 ・開設後数年間の運転費用
 ・学生の奨学金
神山まるごと高専とは
神山まるごと高専は、2023年4月開校予定の私立高等専門学校です。「奇跡の田舎」と称される徳島県神山町に設置され、神山町をまるごと学びのフィールドに活用した、実践型教育を展開します。
学校のミッションは、「テクノロジー x デザインで、人間の未来を変える学校」。
従来の技術教育中心の高専とは異なり、ソフトウエアを中心としたテクノロジーや、UI・UX・アートなどに関連したデザイン教育と、起業家マインドを育成する教育を実施し、社会に変化を起こしていける人材を育成します。
※上記はあくまで予定あり、「学校法人設立並びに学校設置の認可」取得時期によって、開校を2023年4月以降に変更する場合もあります
神山まるごと高専とは
神山まるごと高専の建設が予定されている神山町

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