漢検受検までの学習状況調査結果レポート IoT文具「しゅくだいやる気ペン」で「漢検はじめて受検」モニター実験中間結果 漢検受検までの学習状況調査では、94％取り組みに満足と回答

「しゅくだいやる気ペン」は、市販の鉛筆に取り付け、スマートフォンアプリと連動させることで、勉強への取り組みを「やる気パワー」として“見える化”し、学習への意欲を高めていくために開発された商品です。ユーザー調査の結果では「家庭学習のサポートになった」が84％（※）と好評を頂いて おります。

本調査では、抽選により選ばれた調査協力者（モニター）には、①コクヨ『しゅくだいやる気ペン』、②問題集『いちまるとはじめよう！わくわく漢検』、③『漢検　実物大過去問　本番チャレンジ！』を提供し、初めての漢検受検に向かって家庭学習を実施して頂きました。
定期的なアンケートとしゅくだいやる気ペンの使用データの分析より、今回、１）調査協力者より、「本取り組みにより子どもも学習習慣、集中力が身に付いた、向上した」と評価を頂き、本取り組みの満足度は94％でした。２）調査協力者19名（モニター20名の中で1名受検欠席）全員が合格することができ、次回も全員が受検すると回答しています。３）しゅくだいやる気ペンのデータから、習慣化の実態を把握することができました。学習習慣の無かった子どもが本取り組みにより、毎日学習する習慣ができつつあり、受検修了後も引き続き学習する姿をデータから見ることができます。

　今回のモニター調査により、本取り組みが学習の習慣化に有効であることが理解できました。今後、さらに分析を進め、家庭学習に対する保護者の関わり方、伴走型学習支援のモデルケースを導き出し、WEB等で公開する予定です。

〇タイトル：漢検×しゅくだいやる気ペン　「漢検はじめて受検」調査

○調査実施期間： 2021年12月～2022年４月

〇調査協力者数： 20名

〇漢字検定受検日： 2022年2月13日

〇今回の取り組みに用いたツール

３）習慣化の実態を見える化：しゅくだいやる気ペンのデータより、どのように（日時）学習しているかグラフ化でき、習慣化の実態を掴むことができる。

　　受検までの期間のしゅくだいやる気ペンの稼働時刻を、月日（横軸）時刻（縦軸）で表したもの
　　朝、夕それぞれの2時間帯にどの程度学習しているかに注目した。

・公益財団法人日本漢字能力検定協会について
社会活動に必要な日本語・漢字の能力を高め、広く日本語・漢字に対する尊重の念と認識を高めるための普及啓発・支援活動、調査・研究、「漢検」をはじめとする日本語能力育成活動を行い、わが国における生涯学習の振興を通じて日本文化の発展に寄与することを目的に、1992年設立、2013年公益財団法人に改組。

・コクヨ「しゅくだいやる気ペン」について
コクヨのIoT文具「しゅくだいやる気ペン」は、スマートフォンのアプリと連動して、子どもの日々の努力を「見える化」することで、学習への意欲を高めていくために開発された商品です。センサー付きアタッチメントを鉛筆に取り付け、勉強への取り組みに応じて溜まった「やる気パワー」をスマホアプリに取り込んで見える化します。「かく⇔ほめる」の好循環を生み出すことで、親子のコミュニケーションを円滑にし、子どもが自発的に学習する習慣を促していきます。2020年「第14回キッズデザイン賞」（子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門）を受賞しました。

〇商品サイト ＵＲＬ：https://www.kokuyo-st.co.jp/stationery/yarukipen/
※ ユーザーアンケート調査（2019 年 10 月 25 日～28 日実施。N＝385）

「漢検」は、公益財団法人 日本漢字能力検定協会の登録商標です。