新感覚バーチャル空間「oVice」を活用した実証実験を開始 オフィス空間とテレワーク空間をつなぐ“窓”、ハイブリットワークにおけるコミュニケーションロスを“空間×DX”で解消
ウェブ上で自分のアバターを自由に動かしながら相手のアバターに近づけることで、簡単に話しかけられる新感覚の2次元バーチャル空間「oVice」。コクヨは2022年8月にoViceと業務提携契約を締結し、「oVice」を利用したワーカー同士のコミュニケーションの検証や、個人と企業の成長を両立する新しいハイブリッドワークの確立に向けた研究を続けています。
今回、コクヨ東京品川オフィスTHE CAMPUS全体を「oVice」上で再現し、デジタルツイン環境の整備を開始しました。オフィスに設置されたビーコンで取得したワーカーの位置情報を「oVice」に連携させ、出社しているワーカーの位置情報が「oVice」上に表示される環境を構築。またTHE CAMPUS内の複数エリアに設置したカメラ・マイク機能付き大型モニター「MAXHUB※」と「oVice」を連動し、オフィス空間とテレワーク空間をつなぐ“窓”として、実装いたしました。これを活用し、出社しているワーカー同士の接点だけでなく、オンラインとのハイブリッドな接点の創出を図ります。
また、約800名のコクヨ社員を対象に、実際に「oVice」を使用した効果の検証も開始しました。営業部門⇔営業支援部門間における社内業務の連携強化や、上司と部下あるいは新入社員とチューター間におけるインフォーマルなコミュニケーションの促進等を目的としており、出社の有無に左右されずに密なコミュニケーションが取れる環境を「oVice」上に用意しています。
今後は、大阪オフィスなど複数拠点に範囲を広げ、新たなリアル‐バーチャルインターフェースの研究開発を行っていき、ロケーション状況が違ってもインフォーマルなコミュニケーションの増加が促され、ハイブリッドワークの課題の一つである「コミュニケーションロス(格差)」の解決ができるか検証を実施していく予定です。これら検証結果の一部を、「KOKUYO OPEN LAB」で展示・公開いたします。
※「MAXHUB」は、“会議”や“プレゼン“など、相互コミュニケーションにフォーカスを当てたコクヨ製品です。Web会議、ホワイトボード、プレゼンテーションの3つの機能を1台に装備。搭載しているカメラは4800万画素の高解像度で、マイクは8m先まで集音可能です。
■「oVice」について
「oVice」は、ウェブ上で自分のアバターを自由に動かし相手のアバターに近づけることで、かんたんに話しかけることができる、oVice社が展開する2次元のバーチャル空間サービスです。2020年8月のサービス開始以降、テレワークにおけるバーチャルオフィスやオンラインイベント、オープンキャンパスなど、さまざまな場面での活用が進み、2022年8月時点で発行スペース数は3万件を突破しています。
■「KOKUYO OPEN LAB.(コクヨオープンラボ)」について
KOKUYO OPEN LAB.は、コクヨ東京品川オフィスTHE CAMPUS内にある開かれた実験空間です。様々な企業と、それぞれの想いや知見、技術を持ち寄り、少し先の働き方や暮らし方を考える「実験」を行っています。その過程は展示スペースやWEBサイトにてオープンに発信し、働くことや暮らすことをより豊かにする技術・仕組みの社会実装を目指しています。
名称 : KOKUYO OPEN LAB.(コクヨオープンラボ)
所在地 : 東京都港区港南1丁目8番35号 THE CAMPUS(ザ・キャンパス)南館2階
■oVice株式会社について
社名: oVice株式会社
所在地: 石川県七尾市本府中町エ113 B
代表者: ジョン・セーヒョン(代表取締役CEO)
設立: 2020年2月
事業内容: バーチャルオフィス、オンラインイベントで使えるバーチャル空間「oVice」の開発・提供
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