66%のパパママ社員が「Hello! Family.」を通じて安心できる“働き方”を体感 コクヨの見守りIoTツール「Hello! Family.」活用による、“働き方”変化の社内検証

その他(カテゴリ)文具・日用品2024年08月08日

コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)は、次世代の家族コミュニケーションをサポートするブランド「Hello! Family. (ハローファミリー)」を活用した社内モニターを実施し、働き方や家族とのコミュニケーションの変化を検証しました。

【検証結果サマリー】

・66%のモニターが、「Hello! Family.を通じて子どもの状況が把握でき、安心して働けた」と回答

・95%のモニターが、「家族のコミュニケーションが増えると仕事のモチベーションがあがる」と回答

・「子どもとのコミュニケーション」や「子どもの様子のキャッチアップ」においては、パパ社員の方が、より満足度の向上に繋がった

1.半数以上のパパママ社員が子どもとのコミュニケーション増加を体感
  IoTデバイスによる「家族に関する情報の積み重ね」が仕事中の安心感にも貢献

検証前の社員へのアンケート調査において、8割以上の社員が「子どもとのコミュニケーションを増やしたい」と感じていることが分かりました。

今回の実証実験では、子どもとのコミュニケーション量の変化についての設問に対し、53%のパパママ社員が検証前と比較して増加を感じるという結果に。帰るのが遅いパパに対して寝る前のメッセージを送る、「宿題ができた」ボタンを押すとパパから「いいね」や返信が来るなど、家庭内での様々な使い方を通して、家族の一体感の向上につながっている様子が伺えます。
 
さらに、「Hello! Family.を通じて子どもの状況が把握できると、安心して働けましたか?」という設問には、66%のパパママ社員が「安心して働けた」と回答。子どもの帰宅時や外出時にメッセージや通知を送信することで気軽にコミュニケーションを取れることや、GPSで子どもの居場所がわかることが、パパママ社員の仕事中の安心感に繋がっています。

<パパママ社員のエピソード(年齢/性別/子どもの学年)>

・パパが仕事で遅い時にも、宿題ができたボタンを押すと、パパから「いいね」や返信が来るので、離れていても一体感を感じられるらしく子供も喜んでいます。
30/男性/小学2年生)
・子どもがメダルを集めるために、毎日楽しそうにボタンを押していました。学校から帰ってきて、どこに行くかをきちんと言ってくれるようになったので、安心して働けました。(40/男性/小学4年生)
・子どもが、大好きなサッカーを練習するために学童帰りや週末に公園に行きたがります。1年生になったばかりなので1人でどこかに行かせることにまだ抵抗感があるのですが、GPSで居場所がわかるので、親が行けなくても安心して送りだせました。子どもの「好き」を応援してあげたいので、ありがたいです。
40/女性/小学1年生)

<コミュニケーションは会話だけでない。些細な情報のインプットの積み重ねが重要>
(「BabyTech® Awards」実行委員長・審査委員長 永田哲也氏の分析)

誰かと誰かの11のコミュニケーションではなく、家族の中心にHello! Family.があることが良い点だと思います。

普段の子どもの生活リズムを知らないパパも多い中で、わざわざ聞かなくても通知やアプリに家族の活動の情報が残っていることが価値になります。コミュニケーションは話すだけではなく、家族がどういう行動をしているのかが分かることもコミュニケーションの一つです。

帰宅したこと分かる、歯を磨いた、宿題したということが分かる、伝えたいメッセージがあれば送れる、といったように、家族に関する些細な情報のインプットの積み重ねを根本的に増やせることがIoTデバイスの良さだと思います。

2.「子どもの様子を知れることに満足」と回答したパパ社員が検証前と比較し約7割増加
 IoTデバイスが「ママ経由ではない家族の一次情報」のキャッチアップに貢献

今回のアンケート調査では、子育てに関する様々な項目への満足度を、検証の前後で比較しました。「離れている時間に子どもの様子が詳しく知れる」という項目について、「十分満足」・「まあ満足」と回答したパパママ社員は9%であったのに対し、Hello! Family.導入後は61%と大幅な向上が見られました。パパ社員はついては、検証前は0%だったのに対して、69%に増加しており、ママ社員と比べて、よりポジティブな変化が見られています。

「夫婦や家族で子どもについて話す機会がある」という項目については、ママ社員の変化は見られなかったものの、パパ社員は62%から92%に増加。パパ社員が普段なかなか得られない情報をHello! Family.から得ることで、夫婦間で子どもについて話す機会を生み出していることが推測できます。

さらに、働きがいについての調査では、95%のパパママ社員が「家族のコミュニケーションが増えると仕事のモチベーションが上がる」という結果になりました。「とてもそう思う」と感じるパパ社員はママ社員より10%多く、パパ社員の方がより家族間のコミュニケーションが、仕事のモチベーションに繋がっていることが分かります。

また、Hello! Family.を使うことで仕事へのモチベーションが上がったエピソードも多く寄せられており、家族間のコミュニケーションが増えることで仕事のモチベーションアップすることを体感できています。

<パパママ社員のエピソード(年齢/性別/子どもの学年)>

・子どもがボタンを頻繁に押してスマホにメッセージが届くので、コミュニケーションが増えました。(30/男性/小学4年生)
・子どもの可愛い声を聞くと自分も頑張ろう、早く帰ろう、と思いました(40/女性/小学2年生)
・出張や帰りが遅くなる時、メッセージをくれた時は嬉しかった。つい何度も返事を送ってしまいました。(30/女性/小学2年生)
・パパは携帯を見てくれないので連絡がつかなくてイライラすることが多かったのが、利用開始してから別の選択肢ができ、とても家族円満に過ごせています。(40/女性/小学1年生)
・父親の帰りが遅い時などに、今日こんなことがあったよということも一緒に吹き込んでいるので翌日のコミュニケーションにつながりました(30/女性/小学2年生)

<パパも子どものことを知って、自分も子育ての当事者に!>
(「BabyTech® Awards」実行委員長・審査委員長 永田哲也氏の分析)

効果の実感がパパ社員の方が高いということは、「知らなかったことを知ることができた」ということです。子どものことを知れば自分も子育ての当事者になれると思います。仕事と育児の両立から、自分と家族の生活、に変化し、仕事と家庭、という風に分断するのではなく、自分の生き方全体のウェルビーイングに変わっていくと思います。

家族についての情報の無さが今までの問題でした。ママの方が子どもと接する時間が長くなるのは、これまでの慣習によるところが大きいと思いますが、ママ経由でしか子どもの情報をもらえない(=ママバイアスやママフィルターがかかった2次情報しかパパが得られない)のは、家族の損失になります。ハロファミを使うことで家族の1次情報を直接知ることができるのは非常に良いポイントだと思います。

■検証概要

●実施期間:20244月~7
●対象者 :コクヨグループのパパママ社員 44名(ママ社員28名、パパ社員16名)
●内容  :下記のHello! Family.のデバイスを貸し出し、家族で使用する。検証前後にアンケート調査を実施し、Hello! Family.シリーズが育児と仕事の両立や、働きがいにどのような変化をもたらすかを分析。
●使用製品:
 ・スマホとメッセージ交換ができるモニター<はろもに>
 ・押すだけでスマホにメッセージが送れるIoTボタン<はろぽち>
 ・居場所と経路がわかるGPSキーホルダー<はろここ>(一部モニターのみ)
 ・携行品を確認できる、もちものタグ<はろたぐ>(一部モニターのみ)

3.情報の積み重ねで実現できる「チーム家族」 育児のブラックボックスを解消
 「BabyTech® Awards」実行委員長・審査委員長 永田哲也氏のコメント

Hello! Family.は、「家族をチーム化する」ことを助けるデバイスだと感じました。
普段の子どもの様子が分からないと育児がブラックボックスになってしまう。どうすれば良いか分からないからこそ育児に参加できないケースが多いと思います。

ビジネスシーンでも似たところがあり、プロジェクトの失敗の原因はだいたいコミュニケーション不足です。問題が発生する前に情報を知っておくことが大事で、細かいコミュニケーションの積み重ねがチームの一体感をつくる、という意味では同じだと思います。
お互いの家族を思い合うこと、コミュニケーションをとって関係性をより強固にすること、お互いの存在を認め合うこと、がこのシリーズを通してできると感じました。

<永田哲也氏 プロフィール>

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大手通信会社、出版社勤務を経て独立。長女誕生を機に父親の育児参加の重要性と、デジタルで子育ての負担を減らせることに気づき、株式会社パパスマイルを設立。2017年にはまだ黎明期だったベビーテックの専門Webメディア「Babytech.jp」を開設。2019年には最初の「Baby Tech® Awards」を開催。メディア出演、寄稿、講演なども多数。ベビーテック分野で新規事業を模索する企業へのコンサルティングやサポート事業を現在積極的に行っている。

【参考】

1.コクヨの見守りIoTツール「Hello! Family.」

DUMMY

2023年3月にリリースした、次世代の家族コミュニケーションをサポートするブランド「Hello! Family.」。子どもの位置情報を確認できるGPS「はろここ」、子どもの持ち物につけることで忘れ物をしていないかチェックできるタグ「はろたぐ」、マイク・カメラ付きで子どもが簡単にスマホへ音声メッセージを送信できるモニター「はろもに」、押すだけでスマホへメッセージを通知できるボタン「はろぽち」、位置情報やメッセージをまとめて確認できる「ハロファミアプリ」を家庭によって自由に組み合わせることにより、毎日の学校の登下校はもちろん、留守番や習い事の予定管理など子どもの自律を促します。

Hello! Family.」サイト:https://hellofamily.kokuyo.co.jp

2.「オフィス内学童保育DAY」お子様と勤務できる「子連れ出勤WEEK」を実施
 Hello! Family.も活躍!預け先がない子どもの夏休み期間の、共働きのご両親の一助に

コクヨは、2024年4月に女性活躍推進の強化に向けた支援制度の刷新を発表しました。その一環として、4月の春休み期間にオフィス内での学童保育を開催しました。共働き夫婦からの反響もあり、この夏休みには社内学童保育に加えて、子連れ出勤のトライアルも実施しています。

共働き家庭を悩ます小4~小6のお子様の居場所も設け、保護者には、子どもが職場の近くにいる安心感を持ちながら、仕事に打ち込むことができる環境を提供することを目指します。

81日(木)・2日(金)に実施したオフィス内学童保育では、託児所でお子様をお預かりするだけでなく、コクヨグループの体験型環境学習プログラム「つなげるーぱ!」※の授業や、キャンパスノートの表紙デコレーション体験、様々な紙の素材で作る「紙飛行機体験」など、コクヨならではの様々なプログラムをご用意し、計23名のお子様に参加いただきました。

※「つなげるーぱ!」サイト:https://www.kaunet.com/kaunet/grp/K0025/32149/

さらにプログラム内ではHello! Family.も活用しました。子どもが工作やお絵描きが完成すると、Hello! Family.を通じて社内にいる保護者に知らせ、コミュニケーションを図りました。


コクヨは、社員一人ひとりがキャリアや成長について自律的に考え、挑戦できる仕組みを整えていくことで、今後も人材の価値の向上を進めてまいります。

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