違いを、気づきに。
気づきを、社会に。

互いの違いを、互いの気づきに変えていくことができたなら。
社会はこれから、もっとワクワクするものになるはずだ。
多様で複雑なこの時代に生きる私たちは、
地球上のすべての存在を尊重し「共存できる社会」をつくるチャンスを持っている。

コクヨの「HOWS DESIGN」は、
無数の「HOW?」を重ねることで、ライフとワークの
これまでにない選択肢を生み出していく第一歩。
問いや対話からの気づきをもとに、社会を変える手段をつくり出す。

誰もが自分らしく生きるための選択肢を、平等に選べる世の中にするために。
社会にある多くのバリアを塗り替えていく方法を
もっとたくさんの人たちと、ワクワクしながら見つけたい。
みんなが当たり前に自分らしくいられる未来を、ここから、一緒に始めよう。

HOWS DESIGNについて

コクヨは特例子会社・コクヨKハートや多様な社外の仲間とともに、インクルーシブデザインによって社会のバリアを発見し、誰もが自分らしくいられる社会をつくることを目指しています。コクヨではこのプロセスに「HOWS DESIGN」という名前をつけて、共感 ※1共創※2によるモノづくり・コトづくりを進めています。

※1 共感:

ヒアリング・アンケート・ワークショップでの対話を通じて違いを「気づき」にすること

※2 共創:

プロトタイプを用いてデザインワークショップを行い、リードユーザーとともにバリアを取り除くアイデアを生み出すこと

HOWS DESIGNのプロセス

HOWS DESIGNは4つのプロセスをたどります。

  • ① 社会のバリアを見つける
  • ② 解決方法のアイデアを検討する
  • ③ 試作品で検証する
  • ④ 具体的な商品やサービスで検証する

このプロセスのいずれにも、中心には多様な人たちとの「対話」があります。

HOWS DESIGNのプロセスは、必ずしもまっすぐな一本道ではありません。進んだり戻ったり、方向転換したり。まるでうねうねと曲がりくねった道を進むように、みんなで悩みながら、試しながら進んでいきます。

「どんなバリアに困ってる?」「こんなアイデアはどうかな?」
モノづくり・コトづくりで生まれるたくさんの問いを、リードユーザーをはじめとする様々な人たちとの対話を通じた気づきに変えていく。
そんなプロセスを経るHOWS DESIGNから生まれたプロダクトやサービスは、たくさんの人たちのワクワクを形にしていく兆しになると信じています。

コクヨのインクルーシブデザインのプロセスを可視化したグラフィック

HOWS PARKについて

HOWS PARKにて、コクヨの商品開発メンバーと車いすを利用されているユーザーの方が、試作品を囲んでプロトタイプしている様子 HOWS PARKにて、コクヨの商品開発メンバーと車いすを利用されているユーザーの方が、試作品を囲んでプロトタイプしている様子

「HOWS PARK」は、HOWS DESIGNを実践する場です。特例子会社・コクヨKハートや、様々な社外の仲間と手をとってつくり、運営しています。コンセプトは「らしさが集い、未来がひらく。みんながつながる創造広場」。この場所を起点に、これまでにないインクルーシブなモノづくり・コトづくりのプロセスを生み出したいという思いを込めています。

特例子会社・コクヨKハートについて

コクヨKハート株式会社は、主にコクヨグループの印刷・デザイン・各種事務処理を受託する特例子会社です。コクヨでは、1940年に大阪市立聾唖学校(現・大阪府立中央聴覚支援学校)の学生を採用し始めて以来、農業生産法人特例子会社ハートランドの設立など、80年以上前から障がい者雇用に取り組んでいます。HOWS PARKの設計はコクヨとコクヨKハートのメンバーが協働し、HOWS DESIGNのプロセスに則って進められました。

HOWS DESIGNマーク

対話を通して豊かな共創を育むイメージを、重なり合う吹き出しのモチーフで表現したロゴマーク。

HOWS DESIGNは、相手を思いやる「HOW are you?」の気持ちと、ともに未来を探索する「HOW will we do?」の姿勢を大切にしたデザインアプローチです。このマークは、多様な「HOW?」から生まれる対話を通して豊かな共創を育むイメージを、重なり合う吹き出しのモチーフで表現しています。コクヨではHOWS DESIGNから生まれたプロダクトやサービスに、このマークを付与しています。

HOWS DESIGNマークの基準

  • 企画段階から、多様なリードユーザーが参加している
  • 多様性から気づきを得て、解決方法を提示している
  • 具体的な試作品を通してリードユーザーと対話を重ね、ブラッシュアップしている
  • より良い体験をユーザーに届けられるよう、社会のバリアを解消するための工夫をしている
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