四万十高校生によるレポート
2013年 清流基準調査結果
調査日 | 2013年 7月20日(土) 2013年10月23日(木) |
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調査メンバー | コクヨ社員・四万十町森林組合・四万十高校自然環境科生徒及び有志の生徒 |
2013年度は四万十川の支流である梼原川が四万十川に流れ込む手前にある「田野々」という地点と、その梼原川が四万十川に流れ込んだ直後にある「吾川」の2地点で調査を実施しました。 |
水流度調査結果 1
7月と10月の透明度には、それほど差が出てきておらず、きれいな川としての値を保っています。
水流度調査結果 2
水質階級判定基準
水質階級は調査を開始してからの平均をとると1級になります。たまにスコア値の低い水生生物も採取されますが、ほとんどがスコア値の高い水生生物で、水生昆虫調査結果からは水質きれいな川といえます。
スコア値平均の変化
スコア値平均はあまり変化がありません。水質の変化を見るには継続して調査していくことが必要と考えます。
透視度の変化
昨年10月の調査では透視度が飛躍的にあがっているため、今年は透視度が下がっているように見えますが、透視度の値は調査前・調査日の天候に左右され水質と安易に結びつけることはできません。これまでの調査結果と比較すると、きれいな川としての値がでているといえます。
水生生物調査まとめ
森林と川とのつながりを見るためにも、植生調査とあわせて水質調査も必要である。水質階級は高いレベルで保たれているが、水質の変化を正確に判断するためには、継続した調査が必要である。