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コクヨ・オリジナル余話
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再成長への模索とアジア進出の時代 2006~2013

コクヨは、2002年から全社的な構造改革プランを進め、2004年には分社・持ち株会社制へ移行、翌2005年に迎えた創業100周年には、全社員で創業の精神を再確認し、2005年コクヨグループとして再スタートを切りました。
また、この機会に1981年から親しまれてきたロゴマークを一新しました。リーマンショックに端を発した世界同時不況は日本国内の市場環境も大きく変えました。現在、コクヨは再び創業の原点に立ち戻り、変化した市場で「役に立つ」事業を目指して大きな改革を進めています。成熟市場と言われる中、たとえば、ステーショナリー事業では、使ってくださるお客様ご自身の「価値」を上げることに役立つ商品づくりを志しています。ファニチャー事業では、組織とワークスタイルの変化によってオフィスに求められる価値が大きく変容していることを受けて、ワーカーのクリエイティビティを高められるような、オフィス空間の総合デザインをめざしています。2011年には分社化したグループ会社を再び統合し、ステーショナリーとファニチャーの2つの事業を軸とした事業機軸経営へと経営体制を変革しました。国内に二つの大きな柱をもつことで地盤固めをしっかりと進めながら、さらなる成長戦略として、急速に成長を続けるアジア市場における事業展開を始めています。日本で100年以上にわたり積み重ねたノウハウを活かし、一方で現地のニーズを踏まえた事業展開を行い、「日本の誉」から「アジアの誉」への躍進を目指して、第一歩を踏み出しました。

年表

2006年
「結の森」プロジェクト開始
ベトナム工場稼働
「アジアへ」の余話を見る
株式会社アクタスへ資本参加
中国に国誉家具商貿(上海)有限公司を設立
「アジアへ」の余話を見る
2007年
メルコグループと業務提携
2008年
「エコバツ」マークの取り組みスタート
「「エコバツマーク」の取り組み」の余話を見る
環境配慮型オフィス「エコライブオフィス品川」をオープン
知育玩具「Wammy」を発売
キャンパスノート(ドット入り罫線)を発売
「キャンパスノート」の余話を見る
2009年
LmD株式会社を設立し「ザ・コンランショップ」の事業を譲り受ける
株式会社都市デザインシステムを子会社化し、
ホテルコンサルティング事業を開始
遺言書キットを発売
「遺言書キット」の余話を見る
針なしステープラー「ハリナックス」を発売
「ハリナックス」の余話を見る
2010年
コクヨマーケティング株式会社、コクヨ中国販売株式会社、
コクヨ九州販売株式会社がコクヨマーケティング株式会社を
存続会社として合併
コクヨファニチャー株式会社とコクヨオフィスシステム株式会社が
コクヨファニチャー株式会社を存続会社として合併
「2010年上海万国博日本産業館」に営業出展
コクヨベトナムトレーディング株式会社を設立
ぺんてる株式会社と、東欧、ロシアを含む欧州全域、中東、
アフリカでの文具製品に関する販売業務提携契約を締結
環境対応商品100%達成(「エコバツマーク」ゼロを達成)
2011年
コクヨファニチャー株式会社とコクヨストアクリエーション株式会社が
コクヨファニチャー株式会社を存続会社として合併
執行役員制度の導入
中国浙江省の平湖台麗弁公自動化設備有限公司(Tailik社)と合弁契約を締結
インド・カムリン社の株式を取得、コクヨカムリンに社名変更
キャンパスノートをリニューアル
中国におけるオフィス家具事業を国誉家具商貿(上海)有限公司に統合
2012年
中国でNo.1のノートメーカー、何如文化用品(深セン)有限公司の事業継承を合意
上海、シンガポールにオフィス家具のショールームを開設
国誉商業(上海)有限公司 上海工場稼働、ノートの生産を開始
2013年
梅田ライブオフィス、梅田ショールームを開設
インドのノートメーカー Riddhi Enterprises の事業継承
法人向けステーショナリー販売流通カタログ「KiSPA(キスパ)」を創刊
2014年
国誉家具商貿(上海)有限公司を国誉家具(中国)有限公司に社名変更
2015年
コクヨ株式会社を存続会社としてコクヨファニチャー株式会社とコクヨS&T株式会社を吸収合併

エコバツマーク

遺言書キット

キャンパスノート(2011年10月発売)

「KiSPA(キスパ)」創刊号

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